Scratchマニュアル2~見た目~
- 2020.04.29
- Scratch【スクラッチ】

本記事では「見た目」ブロックを説明します。
Scratchはブロックを組み合わせることで、さまざまなプログラムを作ることができます。ブロックはたくさんあるので組み合わせは無数になります。
子どもでもかんたんにプログラミングができるよう、ブロックは見て何をするかが一目瞭然です。
しかし重要なのはどのように組み合わせて、どのようなものを作りたいか、ということです。
本サイトでは各ブロックの説明を行うことで、どのようなものを作りたいのかのヒントを得ることができれば幸いです。
- 1. ~見た目~ブロックの説明
- 1.1. {こんにちは!}と{2}秒言う
- 1.2. {こんにちは!}と言う
- 1.3. {うーん…}と{2}秒考える
- 1.4. {うーん…}と考える
- 1.5. コスチュームを{コスチューム2}にする
- 1.6. 次のコスチュームにする
- 1.7. 背景を{背景1}にする
- 1.8. 背景を{背景1}にして待つ
- 1.9. 次の背景にする
- 1.10. 大きさを{10}ずつ変える
- 1.11. 大きさを{100}%にする
- 1.12. {色}の効果を{25}ずつ変える
- 1.13. {色}の効果を{0}にする
- 1.14. 画像効果をなくす
- 1.15. 表示する
- 1.16. 隠す
- 1.17. {最前面}へ移動する
- 1.18. {1}層{手前に出す}
- 1.19. コスチュームの{番号}
- 1.20. 背景の{番号}
- 1.21. 大きさ
- 2. まとめ
~見た目~ブロックの説明
{こんにちは!}と{2}秒言う

対象のスプライトに対し、指定したメッセージが指定した時間吹き出しで表示します。
この吹き出しは声を出している表現になります。
{こんにちは!}と言う

対象のスプライトに対し、指定したメッセージが吹き出しで表示されます。
この吹き出しは声を出している表現になります。
吹き出しは表示されたままになります。吹き出しの表示を消すには、プログラムを停止する、あるいは「{こんにちは!}と{2}秒言う」などのブロックのように吹き出しが消える処理を入れる必要があります。
{うーん…}と{2}秒考える

対象のスプライトに対し、指定したメッセージが指定した時間吹き出しで表示します。
この吹き出しは頭の中で考えている表現になります。
{うーん…}と考える

対象のスプライトに対し、指定したメッセージが吹き出しで表示されます。
この吹き出しは頭の中で考えている表現になります。
吹き出しは表示されたままになります。表示の消し方は、「{こんにちは!}と言う」ブロックで説明した方法と同じです。
コスチュームを{コスチューム2}にする

対象のスプライトのコスチュームを指定したコスチュームに変更します。
コスチュームの詳細は「コスチューム」タブをクリックすることで表示するページにて確認することができます。
次のコスチュームにする

対象のスプライトのコスチュームを次のコスチュームに変更します。
次のコスチュームは「コスチューム」ページの左ペインにて番号が振られているので、それで確認することができます。
背景を{背景1}にする

対象のステージの背景を指定した背景に変更します。
右下にある「ステージ」枠をクリックすると、「コスチューム」タブが「背景」タブに変化します。背景の詳細は「背景」タブをクリックすることで表示するページにて確認することができます。
背景を{背景1}にして待つ

このブロックは背景を選択した時に表示されるブロックです。
対象のステージの背景を指定した背景に変更します。
※「背景を{背景1}にする」ブロックとの違いが現状では不明です
次の背景にする

対象のステージの背景を次の背景に変更します。
次の背景は「背景」ページの左ペインにて番号が振られているので、それで確認することができます。
大きさを{10}ずつ変える

対象のストライプに対し、指定した数値分の大きさが増減します。
大きさを{100}%にする

対象のストライプに対し、指定した大きさに変更します。
{色}の効果を{25}ずつ変える

対象のストライプあるいは背景に対し、指定した数値分だけ効果を増減します。
指定できる効果は以下のとおりです。
- 色
- 魚眼レンズ
- 渦巻き
- ピクセル化
- モザイク
- 明るさ
- 幽霊
{色}の効果を{0}にする

対象のストライプあるいは背景に対し、指定した数値に変更します。
値を「0」とした場合は、画像効果は初期状態に戻ります。
指定できる効果は以下のとおりです。
- 色
- 魚眼レンズ
- 渦巻き
- ピクセル化
- モザイク
- 明るさ
- 幽霊
画像効果をなくす

対象のストライプあるいは背景に対し、「{色}の効果を{25}ずつ変える」ブロックおよび「{色}の効果を{0}にする」ブロックで変更した画像効果を初期状態が戻ります。
表示する

「隠す」ブロックによって非表示となったストライプを表示します。
隠す

対象のストライプに対し、非表示とします。
{最前面}へ移動する

対象のストライプに対し、他のストライプが重なる場合に指定する位置へ移動します。
指定できる位置は以下のとおりです。
- 最前面
- 最背面
{1}層{手前に出す}

対象のストライプに対し、他のストライプが重なる場合に指定した層数の方向に移動します。
指定できる方向は以下のとおりです。
- 手前に出す
- 奥に下げる
コスチュームの{番号}

対象のストライブのコスチューム情報を表示します。
表示できる情報は以下のとおりです。
- 番号
- 名前
背景の{番号}

対象の背景の情報を表示します。
表示できる情報は以下のとおりです。
- 番号
- 名前
大きさ

対象のストライプの大きさを表示します。
まとめ
~見た目~ブロックの説明をしました。
このブロックを使うことで、対象のスプライト背景の見た目を変化することができます。
次は~音~ブロックの説明をします。
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